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組合情報・ニュース
若手社員室内土質試験研修会

(Fig.1 試料の押出し)
若手社員を対象にした室内土質試験研修会を2026年6月1日(月)、2日(火)の2日間で行いました。今回は、株式会社日さく様の若手社員4名が参加し、研修内容は、物理試験、力学試験、材料試験を実施しました。また、普段の研修会では扱わない圧密試験や締固め試験も実施し、我々職員と若手社員の方が1対1でペアとなり、付きっ切りで研修を行うスタイルをとりました。1対1ならではの質疑応答のしやすさがあったと思います。

(Fig.2 供試体作製(成形))
それでは、私が担当している力学試験の研修の様子を紹介します。参加した皆様には押出し(Fig.1)~観察~成形~各種試験(一軸、三軸、圧密)までの一連の流れを体験していただきました。
一軸圧縮試験や三軸圧縮試験に用いる供試体には過去の業務に使用した不均質な試料を用いました。使用した試料には固結シルト塊や礫が混じっており成形するのが大変だったと思います。(Fig.2)
三軸圧縮試験ではUU、CU、CD、CUBに関する試験条件や試験方法の違いを理解していただき、成形した供試体を三軸圧縮試験機にセットしてもらいました。(Fig.3) また、当組合が三軸試験や特殊力学試験(動的変形や液状化など)で供試体の飽和に用いている二重負圧法の解説も行いました。言葉だけではイメージしにくいので図を用いて解説しました。

(Fig.3 三軸試験機に供試体セット)
実際に成形した供試体の試験結果を見比べてみると、観察上同じに見える試料であっても試験結果がばらついてしまうことがあることを感じていただけたと思います。
次に、物理試験の研修の様子を紹介します。物理試験では、試料の裏ごし~液性限界試験(Fig.4)を行っていたようです。試料が均質になるまでヘラを使って混ぜたり、混ぜた試料を黄銅皿に均一に盛り付けたりすることは簡単そうに見えて意外に難しいものです。そのうえで含水比を上げながら所定の落下回数の範囲内で6点測定するというのは研修生にとってかなり難しい作業だと思います。

(Fig.4 液性限界試験)
皆様が普段目にする試験結果は、このように様々な部分において手作業の工程を経て出てきているものなのです。今後、試験結果を見たときに今回の体験を思い出すことで業務遂行の一助になれば幸いです。また、ご要望があればできる限り色々な試験の研修を行いますのでリクエストお待ちしております。
研修生の皆様、お疲れ様でした。
(技術部 試験課 小野 晃裕)
