関東土質試験協同組合
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「あなたの町の土木遺産を知ろう」の予告編

緊急告知!!あなたの町の土木遺産を知ろう

緊急告知です!! この度、「岩石試験を知ろう!!」の後続で「あなた の町の土木遺産を知ろう!!」の配信を計画しております。
 皆さん大変「お久しぶりです」!技術部長の羽田です。
私達は、これまで、「関東の地盤を知ろう!!」及び「岩石試験を知ろう!!」のシリーズ物を配信してきました。今般、「あなたの町の土木遺産を知ろう!!」と題する新シリーズをお送りすべく鋭意準備を進めているところであります。
 本シリーズでは、まず、試みとして、「東京都の土木遺産(主に橋梁や水門・貯水設備等を対象として)」について、6回を目途に、土木遺産として選定された選奨理由、建設の概要、構造物周辺の基礎地盤や周辺の地質概要等、あるいはその土木遺産を含めた歌詞・文学作品や言い伝えなど、あなたの町の土木遺産を囲む多面的な情報を盛り込む予定としています。
 第Ⅰ回目は、大田区からのスタートになります。「あなたの町」ではなく、私達の職場の近傍にある大田区六郷土手(多摩川沿い)の「六郷水門」について、皆様に紹介したいと考えております。ナビゲーターは、当然ですが、大田区南六郷二丁目生まれの六郷課長(彼こそは我が町ですが)と大森係長、山王係長そして令和8年4月に土質試験課力学物性班に入社したばかりの雪谷珠美職員とを起用したいと考えております。なお、彼女の簡単な紹介は実際に連載がスタートしてからになりますので、応援をお願い致したく!! 

 <発信予定順序(内容は変更になる可能性はあります!)>
  第1回:東京都(「六郷水門」と河港水門)
  第2回:東京都(隅田川に架かる橋「駒形橋」など)
  第3回:東京都(HILLTOP HOTELと2つの聖堂に架かる橋「聖橋」など)
  第4回:東京都(玉川上水と「羽村取水堰」など)
  第5回:東京都(奥多摩の山々と「小河内ダム」)
  第6回:東京都(武蔵野婦人と「村山・山口貯水池」など)

皆さん!!連載を期待していてくださいね!!きっと損はないですからね!!
 ここで、緊急告知版ではありますが、導入部分として次に、「土木学会の土木遺産」とはなにかについて、あらかじめ、その概要を皆様にお知らせしておくことに致します。

 では、「土木遺産とは何か」について、次に、土木学会関西支部の土木遺産(★)に関する紹介文を掲載させて頂きます。

 『土木遺産とは、現存する「明治時代から昭和の初期」につくられた「生活基盤施設」のことで、それらの多くは、「先人の偉大な発想」や様々な苦労の末につくられ、私たちの生活に大いに役にたちました。勿論、今も現役で頑張っているものもありますし、お役 御免でそのまま残されているものもあります。それらは、新たに人々の交流や物流を生み出し、「地域産業の発展や生活文化の形成」に大きな影響を与え、私たちの暮らしを支え続けてきました。こうした「歴史的に国土や地域に貢献した土木施設」を我々の共通財産と位置づけ、«どぼくいさん»と呼んでいます。』

土木遺産の選奨方法としては、「推薦及び一般公募制度」があります。公募の場合の要件として対象構造物等は、「交通、防災、農林水産、エネルギー、衛生、産業、軍事などの用途に供された土木関連施設」で、施設は現存しており、建設後50年以上経過していることなどが必要とされています。なお、応募には、その構造物等の名称、完成年、諸元・形式等、推薦理由、所在、管理者(選奨土木遺産に認定することを施設管理者が同意していること)などを、「公募候補推薦調書」に記入して、「土木学会選奨土木遺産委員会公募係」に提出することになります。(★
 審査は、以下のような「推薦基準に基づいて総合的に審査」されるようですね。

❶技術:技術史上、画期的なもの、特色があるもの、あるいは特定の技術の発展段階を示すもの。(例えば、日本で最初の〇〇工法、現存する唯一の〇〇形式など)。
❷歴史:明治以降の近代化、産業化の過程あるいは特定の出来事を象徴するもの、地域の発展の礎となったもの。
❸景観・デザイン:景観上の特色、デザイン上の工夫がみられるもの。周辺環境と調和し、優れた景観を形成しているもの。
❹社会・文化:国民・市民の生活や文化に深く関わっているもの。地域のシンボルとして親しまれているもの。
❺教育:土木技術の重要性や歴史を伝える上で、教育的な価値が高いもの。(★
 審査の方法は、「支部ごと」に推薦候補を選定し、委員会で審査の上、理事会において決定される仕組みのようです。

かなり厳格な審査過程を経由して、客観的かつ合理的に決定されるように推測できますね! このような審査方法で、厳格に選奨されるのが、これから紹介する「土木学会の土木遺産」となります。
 それでは、今回の新シリーズに登場する人物を次に紹介いたしますので、皆さん良く覚えておいてくださいね!! 羽田拝。

今回のシリーズの登場人物

<追記>文化財と土木遺産との区分は
❶:文化財とは、「有形文化財、無形文化財、民族文化財、記念物(史跡・名勝・天然記念物)、文化的景観、伝統的建造物群」の6類型を指しており、そのうち、文部科学大臣が重要と判断したものを「重要文化財」等に指定します(www.bunka.go.jp参照一部加筆修正)。
❷:選奨土木遺産とは、土木学会が平成12年(2000年)から、毎年20件程度選奨され、現時点で550件ほど選定された制度で、「地域に長い間貢献したものの、そのままでは将来埋もれてしまう可能性のあるユニークな技術及び構造を有する土木構造物等」を選奨理由とした「実務管理者が主体」となる制度と考えられます。したがって、一般公募制度もあり、文化財とは異なり皆さんの身近にある制度と考えてよさそうです。
どうです!あなたの街のユニークな土木構造物について「一般公募」に応募してみませんか!!

以上

<引用・参考文献など>
 ★:雪谷珠美(イメージ画像出典):アイキャッチャー.
 ★「土木遺産とは」:土木学会関西支部資料.
 ★「土木学会選奨土木遺産とは」:土木学会選奨土木遺産委員会.
 ★「土木遺産とは?日本の代表的な例やその価値をわかりやすく解説、土木遺産の認定基準から」:CREX(crexgroup.com).

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