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組合情報・ニュース
年 頭 の 辞
令和7年新春
関東土質試験協同組合理事長 小田部 雄二

組合員の皆様方におかれましては、令和7年の新春を穏やかにお迎えのことと謹んでお慶びを申し上げます。
新年のスタートにあたりまして、一言ご挨拶を申し上げます。
コロナ禍を契機に急速に進展しました働き方改革で、テレワークが浸透しました。一方、最近ではコミュニケーション不足によるリスク回避のため、出勤率を見直している企業も多いと耳に致します。いつの時代も100%の施策はありませんが、時代 に合わせ工夫しながら継続改善を進める点は変わらないものと思います。
ご存知の通り、今年の干支は「巳(蛇)」です。日本では蛇は縁起の良いものとされております。蛇の抜け殻をお財布に入れておくとお金が貯まるともいわれておりますので、今年はさらなる力強い景気回復を期待いたしております。
さて、令和5年度の関東地方整備局におけます地質調査業務の発注量は、発注件数が57件、契約金額が約18億円(当初契約・消費税抜)と、前年に比べ金額ベースではほぼ横ばいでしたが、発注件数は11件減少しております。令和6年度も第4四半期を残すのみとなりますが、地方公共団体も含めまして、年度末に向けた発注を期待いたしております。
昨年12月12日に、関東地方整備局と関東地質調査業協会の意見交換会が開催されました。関東地方整備局は、令和5年度の補正予算と合わせて 約2兆円の予算を確保し執行しているそうです。令和6年度の補正予算は、国土交通省関係で1兆9千億円であり、このうち大きな柱である国土強靭化関連は1兆1千億円となり昨年度を上回っているとのことです。
このような状況の下、当組合は皆様方からご依頼いただきました業務に誠実に取り組ませていただいております。皆様方の良きパートナーとして、当組合への信頼を更に高めるため、職員一同が日々研鑽を重ねて参ります。
一方、おかげさまで今期の運営数値は、月次ではほぼ計画数値を達成しています。当組合の決算月であります3月に向け、今期の計画数値を達成できるよう職員一丸となって、受注確保並びに原価削減の努力を致しておりますことをご理解いただければ幸甚に存じます。今後も当組合の更なる発展を目指し、組合員各社のご期待にお応えできますよう、さらなる努力を重ねて参ります。

本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
〔 (株)アサノ大成基礎エンジニアリング 〕