関東土質試験協同組合
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新年のご挨拶

新年あけましておめでとうございます。

組合員の皆様方におかれましては、令和3年の新春を穏やかにお迎えのことと謹んでお慶び申し上げます。

新年のスタートにあたり、ご挨拶申し上げます。

 

昨年は新型コロナウィルスに始まり、いまだ感染は収まる気配なく、東京を含めた関東圏においては感染者の増加はさらに拡大傾向にあり、業種によっては、大変厳しい状況を余儀なくされ、また、将来の人材となりうる学生の就職活動にも大きな影響をあたえ、国全体が自粛の中、経済復興のためのGOTO政策が原因?となり、感染者の拡大に繋がってしまったのは皮肉な結果と言わざるを得ません。自粛により、現業を抱えるわが業界の課題であるフォアマンの減少がさらに加速するのではと危惧するところです。建設業界におきましては、オリンピック・パラリンピックそして都市再開発・防災・減災・インフラ整備等、非常に高い需要が続いており、建設バブルとも言われております。また、2025年の大阪万博・2027年のリニア中央新幹線開通プロジェクトといった大規模プロジェクトも整備が進んでおります。しかし、逆に新型コロナウィルスが業界に与える影響も大きいものがあり、工事の中止・延期 打ち合わせ等の中止・資材の納期遅延・人材の不足等の影響が少なからず表面化しております。

国土強靭化法に基づいた予算執行3か年も本年が最終年でしたが、昨年12月に新たな5年15兆円の予算執行が閣議決定致しました。防災・減災・インフラ整備にと、地質調査業界の重要性がますます認識され、その技術力が発揮される状況となります。

このような状況下、土質試験協同組合は与えられた業務に誠実に取り組み、組合員の皆様方の信頼を更に強固にするため、職員一同日々研鑽を重ねております。しかし、今期の現在までの状況は非常に厳しく、組合における決算月3月までに現状が回復することに職員一丸となって、受注確保並びに原価削減に努力していることをご理解いただければ幸甚に存じます。何れにいたしましても維持・発展を目指し、組合員各社の期待に応えていくべく更なる努力を重ねてまいります。

組合員各社のご指導・ご鞭撻をお願い申し上げ、組合員各社の本年がいい年でありますこと並びに益々のご発展をご祈念申し上げ、年頭のご挨拶とさせていただきます。

理事長 知 久 明
((株)冨士ボーリング)


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